コラム
2016年07月01日
アンチエイジングが必要なのは肌だけじゃない!老化は膣にも訪れる
女性はいつまでも若くいつまでも美しくいたいと願っているものです。
しかし、願いとは裏腹に、年齢を重ねるごとに、顔のほかに手や首などに老化を感じる瞬間がでてきます…
「老化」と聞いて、肌を思い浮かべる人は多くいらっしゃいます。しかし老化は目に見える箇所だけではなく、実は体のあちこちで進んでいきます。膣などデリケートゾーンもその例外ではないのです
アンチエイジングを考えるときは、デリケートゾーンのことも思い出してあげてください。
肌と同じように膣のアンチエイジングも必要になる
膣の老化にともなって起きる症状として「膣のゆるみ」や「膣の乾燥」があります。「尿意を我慢するのが辛くなってきた…」「ふとした瞬間に尿もれすることが出てきた」「膣のかゆみがでてきた」など、こうした症状が見られる場合は、膣の老化が疑われます。
女性の体には出産や閉経などに伴って多くの変化が表れ現れます。今は些細な症状と感じていても、時間とともに重要な症状につながる可能性もあります。
また、性交痛などの症状を放置しておくと、萎縮が進みすぎて治療ができなくなりますので、早めの治療がおすすめです。
なお、性交痛には萎縮以外に処女膜強靭症なども考えられます。詳しくはこちらをご覧ください。
処女膜強靭症|処女膜切開手術・切除手術 | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック
膣が老化する原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少
膣の老化にはエストロゲンという女性ホルモンの分泌量の減少が大きく関わっています。
エストロゲンは、膣の粘膜に作用することで、コラーゲンを増やして膣粘膜を丈夫にしてくれます。
またエストロゲンが作用し、新しい膣細胞が作られて古い膣細胞が剥がれ落ちることで、膣内の常在菌が繁殖し、膣の自浄作用にも貢献しています。
分泌される女性ホルモンの量は、一般的に小学校高学年(8~10歳頃)から始まり、20代でピークを迎えると言われています。その後の女性ホルモンの分泌量は減少していき、更年期に入ったり、閉経を迎えることで更に減少していきます。
そのため特に40代の閉経を迎える女性に多く、膣の老化症状が表れるのです。エストロゲンの減少により、膣内が乾燥してくるため、性交痛を訴える女性も多くいらっしゃいます。
膣も老化ケア(アンチエイジング)をしてあげよう!
膣はエストロゲンの減少により、乾燥しハリがなくなっていきます。以前のように膣をふっくらと潤いある状況にするためには、エストロゲンに似た「イソフラボン」を摂取する方法があります。
すぐに確実な効果を出したい場合、下記の方法が有効です。
①EdgeOne(エッジワン)…レーザー治療
膣の表面に炭酸ガスレーザーを照射することで、膣内のコラーゲンを増やしてやわらかくします。また、炭酸ガスの効果で血流が増加し、潤いが増えます。メスを使わない施術のため、体への負担が少ないです。
②Desirial(デジリアル)…専用のヒアルロン酸注入
硬くなった膣壁に、膣の萎縮専用のヒアルロン酸を注入して柔らかくします。注入後すぐに効果が表れますので、即効性が欲しい方にはお勧めです。
様々な変化に対応し、自分の体と長く付き合っていくために、膣のアンチエイジングもぜひ検討してみてくださいね